賢い家づくりブログ
多摩エリア36坪の注文住宅|土間で愛犬と趣味を楽しむ家
「理想の土地が見つからない」。家づくりで多くの方がぶつかる、最初の壁です。
今回ご紹介するオーナーさまも、はじめは検討エリアを限定していたため土地探しが難航していました。しかし「エリアを広げる」と決めた瞬間、一度は候補から外していたリガードとの再会、そして運命の土地との出会いがありました。
舞台は東京都・多摩エリア。敷地約39坪に建つ、延床約36坪・2LDKの木造2階建てです。そば打ち、レザークラフト、そして愛犬のイタリアン・グレーハウンドとの暮らし。「好き」を詰め込んだ土間のある家と、2人暮らしにぴったり合わせた間取りを、オーナーさまのお話とあわせてご紹介いたします。

物件データ
| 所在地 | 東京都・多摩エリア |
| 敷地面積 | 約39坪(128.12㎡) |
| 延床面積 | 約36坪(120.26㎡) |
| 間取り | 2LDK(1階 土間・LDK/2階 寝室・小上がりのフリースペース・ランドリールーム) |
| 構造・階数 | 木造2階建て |
| ご家族構成 | ご夫婦+愛犬(イタリアン・グレーハウンド) |
| コンセプト | 土間のある家/趣味を楽しむ家/2人暮らしの終の棲家 |
一度は諦めたリガード――運命を変えた「エリア拡大」
Instagramでの出会いと、再会
ご夫婦とリガードの出会いはInstagramでした。
結婚をきっかけに家づくりをスタートし、情報収集をしていた頃、「素敵な家だな」と目に留まっていたのがリガードの投稿です。ただ当時は、検討していたエリアがリガードの施工対象外。候補リストからは外していました。
その後、別の住宅会社で家づくりを進めていたものの、土地がなかなか見つからない日々が続きます。
「思い切って、多摩エリア方面でも探してみよう」。
そう決断した瞬間、「それならリガードにお願いできる」。検討エリアをひとつ広げたことが、住宅会社との縁も、土地との縁も、同時につながりました。
「無料で探します」より、信用できた仕組み
住宅会社を選ぶうえで、ご夫婦が意外な決め手として挙げてくださったのが、土地探しの進め方でした。
リガードでは、ご成約をしてから、土地探しをスタートします。多くの会社が「無料で土地を探しますよ」と言うなかで、この順番はめずらしいかもしれません。
「無料で探してもらうと、探してもらっているのに断るのが後ろめたくて……」
対価を払うことで、対等なパートナーとして本気で探してもらえる。ご夫婦にとっては、この仕組みが「信用の証」であり、安心材料でした。実際に営業担当が土地を見に行っていることも、信頼につながったそうです。そして無事に、いまの土地と出会うことができました。

施主からの「逆プレゼン」で始まった、趣味全開の土間ライフ
ヒアリングではなく、想いをぶつける
初回の間取り打ち合わせは、異例のスタートでした。
設計士がヒアリングをするのではなく、ご夫婦から設計士へ、想いやこだわりをまとめた資料を「プレゼン」したのです。
そば打ち、レザークラフト、愛犬との暮らし。あふれる想いを余すことなく伝えた結果、出てきたプランには、それらがしっかりと落とし込まれていました。
「3回の打ち合わせで本当にまとまるのかな、と思っていました。でも大きめの修正をお願いしたときも、いくつもプランを用意してくださっていたので、スムーズに決められました」
模型もお渡ししたことで、暮らしのイメージが具体的になったとお話しくださいました。

土間玄関が、趣味と愛犬の居場所になる
一番のこだわりは、趣味を思いきり楽しめる「広い土間」です。
玄関ドアを開けると、タイル張りの土間が階段下まで続きます。奥には作業用のカウンターとベンチ、壁には道具を並べる造作棚。そば打ちやレザークラフトのように、粉や革くずが出る作業も、土間なら気兼ねなく楽しめます。

そして、この土間は愛犬の居場所でもあります。スケルトン階段の下にはベッドと食器を置き、ゲートで仕切れるようにしました。お散歩から帰って足を拭くときも、床がタイルなら気になりません。「犬と暮らす家」として、土間ほど相性のよい空間はないかもしれません。

「土間は寒い」の不安を超えて
土間をつくるときに、ご夫婦が心配されていたのが「土間は底冷えして寒いのでは」ということでした。
実際に住んでみての感想は、「そんなことはなく、快適に過ごせています」。
リガードの高気密・高断熱性能が、土間空間であっても寒さを感じさせない室温をキープしています。「土間のある家」をあきらめる理由が「寒さ」なら、性能で解決できます。
2人暮らしにフィットする「分ける」動線
洗濯とお風呂は、別々でいい
共働きのご夫婦のライフスタイルに合わせて、水まわりにもひと工夫しています。
「洗濯物は溜まってから回す派」という生活リズムに合わせて、脱衣所とランドリースペースを明確に分けました。お風呂はお風呂、洗濯は洗濯。それぞれの場所で完結するので、洗濯物が脱衣所にあふれることがありません。
「間取りで生活パターンが整いました」と、オーナーさま。建築家とつくる家は、暮らし方をそのまま形にできるのが魅力です。

キッチンを広く、リビングに近く
リビングにいる時間が長いご夫婦。キッチンからリビングまでの距離を近くし、家族団らんの時間を大切にしました。
料理はご夫婦で一緒に楽しむため、キッチンは広めに。2人並んでも動きやすく、使いやすいと好評です。

2階の「小上がり」は、作業にも来客にも
2階には、小上がりの畳スペースを設けました。
カウンターの下に足を入れて、掘りごたつのように座って作業ができます。来客のときには、そのままゲストルームに。ひとつの空間に複数の役割を持たせることで、36坪の延床を無駄なく使っています。

未完成の「本棚」という余白
あえてつくり込みすぎないのも、この家の魅力です。
本棚のスペースは、少し余白を残しました。「まだ棚に入っていない本が山積みですが、時間のあるときにDIYでつくりたい」とオーナーさま。
住みながら手を加え、育てていく。完成の瞬間がゴールではなく、暮らしのスタートになる家を目指しました。

【先輩オーナーさまからのアドバイス】デザインとメンテナンスのバランス
最後に、これから家を建てる方へ、オーナーさまから実感のこもったアドバイスをいただきました。
「デザインを優先するか、メンテナンスのしやすさを取るか」
たとえば、給湯器や室外機、太陽光発電の機器といった設備の位置。図面の上ではきれいに収まっていても、住んでみると「フィルターの掃除がしにくい」「隣家との隙間が狭くて、交換のときはどうするのだろう」と気づくことがあります。
「ここは掃除しやすいですか」「交換のときはどうなりますか」
打ち合わせのときに、デザインだけでなく「維持管理」の視点でも質問してみること。注文住宅を何軒も建てた経験のある方はほとんどいません。だからこそ、メリットとデメリットを両面から聞いたうえで決めることが、納得感のある家づくりにつながります。

リガードが考える「土間のある家」
私たちリガードは、東京・千葉・埼玉・神奈川エリアで建築家とともに注文住宅をつくる工務店です。23区西部から多摩地域、千葉北部・埼玉南部・神奈川エリアまで、都市部の多様な土地条件に応える設計実績を積み重ねてきました。
オーナーさま邸にも、私たちが大切にしている3つの設計思想が息づいています。
- ひとつをマルチに――土間は玄関であり、趣味の工房であり、愛犬の居場所。小上がりは作業スペースであり、ゲストルーム
- ゆるやかにつなぐ――土間からリビング、キッチンまでを一体に。愛犬もご夫婦も、行き来しやすい1階
- 開くと閉じる――道路側は閉じて視線を遮り、ウッドデッキ側には大きく開く。住宅地でも落ち着いて過ごせる配置
趣味も、愛犬も、2人の暮らし方も、すべてを間取りの出発点にする――これが、リガードが目指す家づくりの答えです。

よくあるご質問
Q. 土間のある家は、冬に寒くありませんか?
高気密・高断熱の住まいであれば、土間空間でも寒さを感じにくくなります。今回のオーナーさまも「底冷えするかも」と心配されていましたが、住んでみると「快適に過ごせている」と実感されています。土間を検討するときは、間取りだけでなく断熱・気密性能とセットで考えることをおすすめします。
Q. 犬と暮らす家で、土間を設けるメリットは何ですか?
タイルの土間は汚れや水に強く、お散歩帰りの足拭きや、食事・水飲みの場所として使いやすいのがメリットです。階段下などにベッドを置けば、家族の気配を感じながら落ち着ける居場所になります。ゲートで仕切れるようにしておくと、来客時や留守番のときにも安心です。
Q. 2人暮らしの間取りで、気をつけることはありますか?
家族の人数が少ないぶん、暮らし方をそのまま間取りにできるのが2人暮らしの強みです。たとえば「洗濯物は溜まってから回す」なら脱衣所とランドリーを分ける、「料理は2人で」ならキッチンを広くする、といった具合です。将来に備えて、小上がりのように用途を変えられる空間を持たせておくと、終の棲家として長く暮らせます。
Q. リガードの土地探しは、どのように進みますか?
リガードでは、ご成約後に手付金をお預かりしてから土地探しをスタートします。無料で土地を探す会社も多いなか、対価をいただくことで、対等なパートナーとして本気で土地をお探しします。営業担当が実際に現地を確認し、建築家の視点で「その土地でどんな家が建つか」までお伝えいたします。
Q. 多摩エリアで建築家設計の注文住宅は建てられますか?
建てられます。リガードは東京23区西部から多摩地域まで、東京エリア全域での施工実績を多数持ちます。今回のオーナーさまのように、検討エリアを広げたことで理想の土地に出会えた例も少なくありません。
まとめ:「好き」をプレゼンしに来てください
そば打ちもレザークラフトも、愛犬との暮らしも、あきらめずに間取りの出発点にする。土間のある家は、ご夫婦の「好き」をそのまま形にした、2人暮らしの終の棲家になりました。
「不安に寄り添ってくれた」という言葉とともに、「先回りした提案があればもっと安心だった」という率直なご意見もいただきました。真剣に向き合ったからこそいただけた、愛のあるご指摘です。
これから家づくりを始める皆さま。あなたの「好き」を聞かせてください。そして、メンテナンスや将来のことまで、遠慮なく質問してください――リガードは、その熱量に全力でお応えいたします。


