賢い家づくりブログ
お家の隙間を少なくする気密パッキン
基礎パッキンって、そもそも何?
家は、コンクリートの「基礎」の上に、木の骨組み(土台)を乗せてつくられます。
この基礎と土台の間にはさむ部材が「基礎パッキン(土台パッキン)」です。
小さな部材ですが、家の空気の流れや暖かさを左右する、けっこう大事なパーツなんです。
基礎パッキンには2種類あります。
- 通気パッキン……あえてすき間をつくり、空気を通すタイプ
- 気密パッキン……すき間を埋めて、外からの空気を通さないタイプ
リガードの標準は「気密パッキン」
リガードでは、基礎の上すべてに気密パッキンを敷くのを標準にしています。
なぜ空気を通さない方を選ぶのか。ここにリガードの家づくりの考え方が表れています。
リガードは「基礎断熱」と「第一種換気(スミカ)」という工法をとっていて、
基礎の中まで“家の中”として設計しています。
だからこそ、基礎の中に外の冷たい空気を入れず、機械で空気を循環させるために、気密パッキンを採用しています。

気密パッキンのメリット
気密パッキンで外気を遮断すると、冬でも基礎の中が冷えません。
その結果、部屋の中と基礎の中の温度が均一になり、「床がひんやりする」を感じにくい家になります。
なぜ、たった2mmのパッキンで空気が止まるの?

実は、基礎のコンクリートも、土台の木材も、見た目ほど真っ平らではありません。そのまま部材を重ねると、わずかなすき間ができてしまいます。
このすき間から空気が漏れると、家の気密性能が落ちてしまいます。そこで、2mmのスポンジのような気密パッキンをはさんで小さなすき間を埋め、気密性能をしっかり確保しているんです。
床下エアコンがある家は、少しだけ工夫します
床下エアコンを設置する場合だけ、施工を変えています。
- 内側(内周部)の基礎……通気パッキン
- 外まわり(外周部)の基礎……気密パッキン
理由は、床下エアコンの効率を上げるためです。
もし内側まで全部を気密パッキンにすると、基礎の中で空気が通りにくくなり、エアコンの風が家全体に回りにくくなってしまいます。そこで内側だけ通気パッキンにすることで、外気は遮断したまま、基礎の中の空気をぐるっと循環させられるようにしているんです。
施工ポイント
ここでひとつ工夫が必要になります。気密パッキンの厚みは2mm、通気パッキンは2cm。高さが違うので、基礎の高さがすべて一緒だと土台がガタついてしまいます。
そこで、内側の基礎の天端(=コンクリートの一番上の面)を、あらかじめ2cm低く施工しておきます。こうすることで、厚みの違うパッキンを敷いても、最後は土台の高さがきれいに揃うようになっています。


