賢い家づくりブログ
壁の美しさは、クロスを張る”前”に決まる

新しい家の、まっさらな壁。
その美しさが5年後、10年後も続くかどうかは、実はクロスを張る”前”の作業でほとんど決まります。「下地処理」と呼ばれる工程です。
薄いからこそ、下地がすべて

クロスはとても薄い素材です。だからこそ、下地となる石膏ボードの表面が凸凹していると、それがそのまま仕上がりに出てしまいます。ボードのつなぎ目、ネジのくぼみ——こうした細かな凹凸を「パテ」という材料で埋め、面を平らに整える。これが下地処理です。
ここがしっかりできていないと、継ぎ目が目立ったり、表面がぽこっと浮いてきたりします。
下地が丁寧だと、クロスを貼った時の仕上がりはより綺麗で、長く美しいまま保たれます。
一度で終わらせない


Regardでは、下地を一度塗りで終わらせません。3回に分けて、少しずつ重ねていきます。特に、クロスを張るのが難しい”角”の部分は、いっそう慎重に。ネジの上ひとつひとつにも、パテを当てていきます。
職人の丁寧さが、表れる場所

石膏ボードは、表面が紙でできています。作業をしていると、その紙がほんの少し剥がれていることがあります。
剥がれた部分にそのままパテを塗ってしまうと…クロスを張ったとき、その部分がボコっと浮いてしまいます。
そのためRegardの職人は、剥がれを見つけたら中途半端に塗らず、いったんその部分を最小限に剥がしきります。その後凸凹をなくし、平らにしてからパテを塗ります。
まとめ

クロスを張ってしまえば、下地は見えなくなります。
また、いつか年月が経ってクロスを張り替えるとき、下地をのぞいてみても、どれだけ丁寧に塗ったかは、ほとんど分かりません。
見えなくなるから手を抜くのではなく、見えなくなるからこそ、きちんとやる。その積み重ねが、「綺麗な仕上がり、長持ちする壁」をつくります。

