Director
リガードの基礎工事 vol.7 ~土台パッキン(床下について)〜
続きはコチラ
リガードの基礎工事 vol.1 ~前編~
リガードの基礎工事 vol.2 後編①~配筋~
リガードの基礎工事 vol.3 ~鉄筋~
リガードの基礎工事 vol.4 後編②~配筋後~
リガードの基礎工事 vol.5~土台敷き~
リガードの基礎工事 vol.6~上棟~
★基礎内・土台パッキンの説明
基礎パッキン(土台パッキン)は、通気パッキンと気密パッキンに分類されます。
リガードでは、基礎上全て気密パッキンを標準 として施工しています。
床下エアコンがある場合は、内部の基礎を通気パッキン、外周部を気密パッキンとしています。
理由としては、床下エアコンの効率を上げるためです。
内周部も気密パッキンにしてしまうと、基礎内の空気が通りにくくなってしまい、エアコンの効率が悪くなってしまいます。
そこで、内周部だけ、通気パッキンを使うことにより、基礎内の風を外に逃がさず、全体に空気が回りやすくなります。
また、外周部に使っている気密パッキンの厚さが2㎜なのに対し、通気パッキン の厚みは、2㎝なため、
その分(2㎝)内周部の基礎を下げて施工をしています。
基礎天端を下げる理由は、土台パッキンを敷いたときに、土台の天端を均一にさせる為です。
気密パッキンを使う理由
基礎も土台の木材も、真っ平ではありません。そのため、パッキンを敷かずに土台を敷いてしまうと、若干の隙間ができてしまいます。
この隙間があると、その隙間から空気が漏れてきて、気密性能が低下してしまいます。
そうならないためにも2㎜のスポンジのような気密パッキンをかませ、小さな隙間を埋め、気密性能を担保しています。
基礎内の解説(気密パッキンを使うことのメリット)
リガードでは、一種換気スミカと基礎断熱という工法をとり、基礎内も家の中
と考えて設計をしています。
さらに、気密パッキンを使うことで、外の空気を遮断する為、冬、冷たい空気が基礎内に入ることがありません。
そのため、室内と基礎内の温度を均一
にすることができ、床が冷たいと感じにくい構造にできるのです。