予算オーバーにならないために、土地を購入する前に住宅会社に話を聞きに行くことをおすすめしています。

前の記事で解説してきた落とし穴を考慮すると、ポータルサイトや、不動産会社などで建物価格の判断をするのではなく、気になっている住宅会社に話を聞きに行くことが重要です。

土地がない状況で話を聞きに行っても意味があるのか？と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

大丈夫です。

もちろん、土地が決まっていない段階で、具体的な間取りや設計を考えるということは難しいです。（セミオーダーのような、間取りがほとんど決まっているという会社であれば可能かもしれませんが…） 設計では、土地の大きさや形、方角、更に周辺環境を考慮する必要があるためです。

一方で、具体的な間取りや設計を考えるということは難しいのですが、自分たちが建てたい理想の建物を建てようとすると、「土地以外にどの程度費用を見込んでおけばいいのか？」ということはおおよそわかります。 新しいお家で、どのような生活がしたいのか？を元に、理想の建物を考えたり、実際に住宅会社のモデルハウスを見たりすることにより、

• どの程度の大きさが必要になるか？
• 2階建てがいいか？3階建てか？それとも平屋か？
• デザインはどのようにしたいか？

などが見えてきます。

それらを叶えようとすると、いくらくらい費用を見込んでおけばいいか？が見えてきます。 その費用をもとに、『総予算＝土地＋建物＋諸費用』の公式に当てはめていくと、 土地にかけられる費用も自動的に見えてくることになります。

それぞれにかける費用のバランスが見えることにより、想定していた総予算の計画をオーバーしたり、建てたい理想のお家が建てられないという状況を防ぐことができます。

結論

ここまで複数回にわたって、土地と建物はどちらから進めるべきか？というテーマをもとに解説してきました。

結論として「建物の計画から進めましょう」とお伝えしました。 具体的には「住宅会社に足を運び、自分たちが建てたい建物のイメージを膨らませ、それを実現するためには、いくらくらいの費用を見込んでおけばいいのかを把握すること」が重要です。

このプロセスを踏むことで「総予算＝土地＋建物＋諸費用」という公式で費用のバランスを確認することができ、建物と土地にいくらくらいずつかけるのが良いか？ということが見えてきます。 あとは、建てたい建物を実現できる土地を、価格も含めて探していくだけです。

失敗しない家づくりのスタートを切りましょう！

リガードは、住宅業界の不透明さを解決したいと考えています。 特に、価格の部分。ネットには情報が溢れていて、注文住宅を建てるためにはどのくらいの予算が必要なのかがわからないという声を本当によく聞きます。 リガードでは、まずはここを解決したいと思い、YouTubeにて失敗しない予算計画の発信をしたり、無料の資金相談会というものを開催しています。

そもそも注文住宅を建てるためには、どんな費用がかかるのか？全体像を見える化することが重要だと考えているため、このような発信をしています。

ぜひ一度、YouTubeをご覧いただき、資金相談会にご参加ください。

※資金相談会は施工エリア内の方限定とさせていただいております