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基礎工事から上棟までの流れと大切にしていること(2)

家を建てる際の工程は、その安全性や耐久性、さらには住み心地に大きく影響します。
ここでは、基礎工事完了後から上棟までの流れについて、リガードの施工・工事スタッフが大切にしているポイントを原文に沿ってご紹介します。

着工(基礎工事・配筋・配筋検査・コンクリート打設)

1. 着工と現場の環境整備

新築住宅の建設を開始する前に、現場の環境整備が行われます。この段階では、建設作業を行うための仮設の水道や電気、ネットやゲートの設置などが行われます。また、現場の美化や安全確保のためのフェンスやゴムマットの設置も行われます。これらの作業は、現場監督の指示のもと、リガードの精鋭ともいえる協力業者や職人さんたちが行います。

2. 掘削工事

基礎を作るための掘削工事が行われます。この工程では、建築予定地を掘り起こし、砕石を敷き詰める作業が行われます。

3. 根切りと砕石敷き

掘削工事の後、根切りという作業が行われます。これは、基礎を作るための土を掘り取る作業です。根切りの後、砕石を敷き詰める作業が行われます。砕石は、基礎の下に敷き詰めることで、地盤の強度を上げる役割があります。

詳細はこちら:
リガードの基礎工事 vol.1 ~前編~

4. 転圧と配筋のピッチ

砕石を敷き詰めた後、転圧という作業が行われます。これは、砕石を固めるための作業です。転圧の後、配筋の作業が行われます。配筋は、基礎の強度を上げるための鉄筋を組み立てる作業です。この際、配筋のピッチ、つまり鉄筋の間隔を正確に計測することが重要です。

詳細はこちら:
リガードの基礎工事 vol.2 後編①~配筋~
リガードの基礎工事 vol.3 ~鉄筋~

5. 配筋検査、かぶり厚チェック、およびスリーブ配置

配筋が終わったら、配筋検査が行われます。この検査では、鉄筋のピッチや配置が適切であるか、また鉄筋とコンクリートの間の厚み(かぶり厚)を確認する作業が行われます。基礎と建物本体を緊結するアンカーボルト(金物)が正しくまっすぐに設置されているかのチェックも行います。また、基礎を貫通する配管の通り道を事前に作っておくため、スリーブというものを事前に配置します。リガードの場合は、水道やガス、換気の通り道も計画に沿って配置されます。

6. コンクリート打設

検査に合格したら、コンクリートの打設が行われます。この工程では、コンクリートが均一に流し込まれ、空気の隙間がないように注意が払われます。基礎のコンクリートは重量を支える力は強いのですが、引っ張られる力には弱い性質があります。これを補うために鉄筋が配置されています。
詳細はこちら:
リガードの基礎工事 後編② vol.4 ~配筋後~

7. 基礎の養生

コンクリートの打設後、一定期間養生が行われます。養生とは、コンクリートが十分な強度を持つまでの時間を確保するための作業です。養生期間中は、コンクリートが乾燥しないように、シートで覆ったり、水をまく作業が行われます。

8. 上棟

上棟とは、家の骨組みを組み立てる作業のことを指します。この工程では、先に準備しておいた木材を使用して、家の骨組みが組み立てられます。上棟作業は、大工さんや現場監督の指示のもと、職人さんたちが行います。

9. 土台敷き

建物の基礎となるコンクリートの上に、土台となる木材を敷きます。この際、コンクリートと木材の間には気密パッキンを敷くことが重要です。コンクリートの表面や木材には微細な凹凸が存在するため、これらの隙間を埋める役割を持つ基礎パッキンが必要となります。この工程は、建物の安定性や耐久性を保つために非常に重要です。

詳細はこちら:
リガードの基礎工事 vol.5 ~土台敷き~

10. 断熱工事

土台敷きのタイミングで、基礎内の断熱工事も実施されます。リガードの施工方法では、床断熱方式ではなく、基礎の外周部分に断熱材を配置します。これにより、床下も室内空間の一部として考え、外気の侵入を防ぐことができます。

基礎の断熱には『ミラフォーム』という断熱材を、基礎の立ち上がり部分100mm・底版に50mm使用。吸水・吸湿性がほとんどなく、断熱性能の劣化を防ぎます。さらにホルムアルデヒドを含まないため、人と地球にやさしい素材です。

11. 気密処理

土台の外周部分や配管の周りにも、コーキングを使用して気密処理を行います。これにより、外部からの冷気や暖気の侵入を防ぎ、室内の温度を一定に保ちます。高い気密性能は、快適な室内環境を保つために不可欠です。

詳細はこちら:
リガードの基礎工事 vol.7 ~土台パッキン(床下について)~

上棟(棟上げ・建前)

土台が完成したら、次に上棟作業が行われます。この工程では、土台の上に柱や梁などを組み立てていきます。大勢の職人さんたちが一日で屋根まで組み立てるため、現場監督は全体を監督し、滞りなく作業が進むよう指示を出します。

詳細はこちら:
リガードの基礎工事 vol.6 ~上棟~

気密テープと制震テープの施工

リガードの建築方法では、気密テープを使用して金物の接合部や木材同士の継ぎ目を密封します。これにより、外部からの気流の侵入を防ぐことができます。

また、制震テープも使用されます。このテープは、地震の揺れによる建物のダメージを軽減するためのもので、外周部の柱や梁と合板を一体化させる効果があります。

『制震テープ』とは、アイディールブレーン社が東京大学・清水建設と共同で開発した商品で、高層ビルの制震装置を木造住宅へ応用したものです。地震の際に最大揺れを80%低減できる効果が確認されており、紫外線・酸化・熱といった劣化要因にも強く、110年後も十分な性能を保つとされています。

詳細はこちら:
制震テープについて

まとめ

基礎工事から上棟までの工程は、新築住宅を建てる際に欠かせない非常に重要なプロセスです。
これらを正確に行うことで、家の安全性や耐久性、そして快適な住み心地が確保されます。

リガードの施工・工事スタッフは、各工程で正確な作業を行うとともに、安全確保のための対策を徹底しています。

大工工事本格スタートから建物の性能が決まるまでの最重要工程(3)

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