住宅取得にかかる消費税 消費税増税で適用税率が変わるタイミングって?

 

不動産を取得するには消費税がかかる!

住宅の取得には消費税がかかります。

住宅を取得する際には土地と建物を購入しますが、消費税の課税対象となるのは建物だけで、土地には課税されません。

土地代が2000万円、建物1500万円の場合、消費税率5%ならば1500*0.05=75より75万円の消費税を支払うことになります。

消費税増税の影響はどれほど身近なものでしょうか?H26年4月から8%に消費税が増税されました。また、H29年4月から10%へ増税が予定されています。

住宅を買うタイミングによって、適用税率が変わることになりますが、どの日付を基準に変わるのでしょうか?

 

消費増税の税率が変わるタイミングっていつ?

基本的には、引き渡しの日付で決まります。

なぜかと言うと、引き渡し日に残代金(頭金で充当できなかった住宅の代金、住宅ローンの借入金)が支払われるためです。

引き渡しがH26年4月なら消費税は8%、同年3月なら5%になります。

ただし、「経過措置」として、契約が増税日より6ヶ月以上前である場合に限り、増税前の税率が適用されます。

つまり引き渡しがH26年4月でも、契約がH25年10月1日以前なら、税率は5%となります。

ちなみに注文住宅において「契約」とは、工事を依頼する請負契約書の作成を意味します。

その日付をチェックしておきましょう。

住宅の引渡しの日には、買主が売主へ残代金を支払って、買主が売主から住宅の鍵を受け取ることになります。

消費税増税が家づくりに与える影響を知ろう

消費税率は支払額に大きく影響しますが、消費税増税の影響がダイレクトに支払額に響くということはまずありません。

それは「住宅ローン控除」や「すまい給付金」の制度があるためです。

・注文住宅における住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)の基本

「すまい給付金」については今後の記事で解説をして行きますので、お楽しみに。

まとめ

住宅取得には消費税がかかります。

消費税増税で適用税率が変わるタイミングについて理解して、理想のマイホームづくりを実現しましょう。