
高窓から降り注ぐ、やわらかな光に包まれて
Interview
コロナ禍を挟んだこともあって、思いのほか時間がかかったいうAさまの家づくり。途中、リガードの家づくりセミナーにも参加して、参考になった気づきも多かったのだとか。土地はAさまご自身で見つけ、建築会社を探しでは住宅性能を重視して、高気密・高断熱の家づくり+デザイン性+コストパローマンスのバランスの良さから最後はリガードに任せることに決めたと言います。
希望したのは、明るく広いリビング。都内の住宅立地ということもあって暮らしの中心となるLDKは2階に。1階の居室は寝るだけと割り切って狭くてもOK、2階で家族みんなが心地よく過ごせるようにというプラン設計です。
開放的な吹き抜けの大空間は、飽きのこないシンプルモダンで居心地のいい仕上がり。高窓から差し込む光が勾配天井に沿って室内へ広がっていきます。床材には明るく落ち着きのある風合いのアカシアをチョイス。壁紙・タイルなどインテリアは奥さまが中心となってコーディネートしました。
2階はキッチンを中心に行き止まりのない回遊動線。浴室や洗濯洗面室とのアクセスがスムーズで、家事など毎日の小さなストレスを減らしてくれます。リビングを見下ろす小屋裏収納は固定階段で行き来することができるので、こちらもアクセスはスムーズ。使い勝手のよい大収納は、急な来客時などにも何かと便利。
また「近隣は家族構成や同世代が近いエリアで、暮らしていて外からの騒音が気にならず、逆に子どもの声や生活音も気にしなくていい。気密・断熱性能ともリンクしていると思うのですが、暮らしてみて遮音性の高さを実感しました」とAさま。
家づくりにあたって、“あれもこれも”ではなく優先順位に沿って要望するポイントを明確に絞って打ち合わせに臨んだという甲斐もあって、「ほぼ建築家の先生が提案してくれた当初のプランまま、自分たちのイメージ通りでした」と納得の住まいでの暮らしを楽しんでいます。