
いつまでもこの家と一緒に。家づくりは、暮らしをつくること
Interview
当初はマンション派だったが、一軒家に住みたいという思いも断ち切れず、互いの意見を擦り合わせながら家選びをしたTさまご夫妻。「寒がりなので、断熱性能を重視しました」とご主人。「花粉症なので窓を開けずに快適に暮らせる家が希望でした」と奥さま。高断熱・高気密な家づくりを得意とするリガードで話を聞くことで、マイホーム計画は進みました。
家づくりのテーマとなったのは、“木のぬくもりを身近に感じながら暮らせる家”。床材には木目の表情が豊かなアカシア、建具や梁はしっとりと落ち着きのある濃色で仕上げました。「家では寝転んでゴロゴロ、のびのびとくつろいで過ごしたい」というのもご要望のひとつ。1階は開放的なワンフロアのLDK。淡黄色に彩られた垂れ壁のキッチンカウンターは、“おうちカフェ”というワードがぴったりの仕上がり。ご主人が淹れたコーヒーを楽しむのが夫婦の日課になっているそうです。リビングの大窓からやわらかな日差しが差し込んで屋内を照らし、家の中にいても外の様子を感じながら穏やかに時間が過ぎてゆきます。
高気密・高断熱がもたらす静音性もご家族の暮らしを変えてくれたそうで、音を気にせず暮らせる=家族みんながストレスなく過ごせる生活にも大満足。「子どもが歩行器で家の中を走り回っても、いちいち叱ったりすることもなくて、のびのびと大らかな気持ちで暮らせるのがうれしいですね」とご主人。また「収納があると詰め込みたくなるので、あえて収納は減らしました」と奥さま。収納は必要最低限に留めたことで生活空間を広く使えて、モノを減らしながら暮らす生活を家づくりに取り入れました。
2階には彩りも鮮やかな奥さまお気に入りのローラアシュレイの壁紙。「大好きなものをどこかに取り入れたくて、家族のOKも出たのでこだわりました。ネットやサンプルを見比べたり、楽しみながら家づくりできました」と奥さま。「将来的に壁紙をモデルチェンジしたり、子ども部屋にボルダリングウォールやポールを設置したり、この家での暮らしをいつまでも楽しめるように、現場で大工さんと会話しながら将来的にリフォームしやすいように下地処理などをしてもらいました」とご主人。庭の天然芝はご主人自ら手掛けました。「DIYして少しずつ自分で完成させていく楽しみを残してもらいました。その分のコストを建物にかけることもできたので、一石二鳥?ですかね(笑)」と続けて話してくださいました。
「リガードは営業担当も現場の大工さんも、出会った人がみんな誠実で、建築家の先生も私たちの話を一方的に聞くだけではなく、おすすめでないことはきちんと理由を説明したうえで方向修正してくれたりしました。なので納得して家づくり進められました。いつ現場に足を運んでも塵ひとつなく綺麗だったことも、この人たちに任せてよかったと感じさせてくれました。施工中もずっと、将来的なメンテナンスやリフォームを想定して大工さんが細やかに配慮してくれました」と奥さま。子どもたちの成長とともに、Tさまご家族の家づくりはこれからも少しずつ続いてゆきます。