閑静な住宅地に片流れのフォルムが特長的なI様の住まい。
マイホームを検討するうえでは建売住宅も見て回ったそうですが、どうしても狭く感じてしまったのだといいます。さらに、
「わたしたちの家づくりは仕事の都合などもあって、数年ブランクが空いたんです。それでもリガードの営業の方はちゃんとサポートをしてくれました」とご夫妻。
リガードに一任して、土地さがしから家づくりを進めることに。

しかし、いざ着手してからも、住まいが完成するまでには、当初イメージしていた家から変更した部分も多かったそうです。
「当初は四角い家にしようと思ってたんですが、建築家の先生の提案で片流れ屋根の家になりました」とI様。
これは、高天井の大空間設計を実現するためのアイデアのひとつでした。
「高さを確保するために片流れ屋根になりましたが、実際に空間の広がりを感じる仕上がりで、結果的にはお気に入りの一つです（笑）」とI様。

I様の家づくりのテーマは「光と風」。
高天井の2階リビングは明るく、視界が広がる開放的な大空間設計。コミュニケーションのとりやすい一体空間です。
あたたかみのある無垢床が素足に心地よく、お掃除ロボットにも対応したフラットフロアは、子どもが走り回っても安心です。
バルコニーに面して大きな掃き出し窓、そして屋根に近い場所にもスリット窓が並んでいて、多方向から差し込む明かりが白壁に反射してフロアを明るく照らします。

高気密・高断熱な住宅性能は、住み始めてみてから実感することになったのだそうです。
「外から帰って玄関の扉を開けると、温度が変わるのを肌で感じます」とI様。
広い土間玄関は趣味のバイクを並べて置けるだけでなく、メンテナンスもできるくらいのゆとりがあります。
階段下を利用した土間収納もあり、収容力も抜群。玄関まわりをすっきりと片付けられます。

建築士がご夫妻それぞれの要望を的確に取り入れ、I様ご家族と二人三脚でつくりあげた住まいでは、いつも子どもたちの元気な声が響いています。