原木をそのまま使った質感豊かなゲートが鮮烈なインプレッションを残すファサード。堂々とした佇まいの向こうには内庭の緑、見上げると空の青へと鮮やかな色彩が続きます。

「子どもも大人も、のびのびと過ごせる家」ナチュラルモダンをベースに、インダストリアルデザインを取り入れた開放的な空間デザイン。空間そのものをすっきりとシンプルにして、自由に暮らしを楽しんでいます。

内庭のデッキにつながる大開口から、あたたかな光がLDKいっぱいに広がっていきます。白壁と無垢床に包まれた爽やかなナチュラルモダンの空間に、グレイッシュカラーのアクセントクロスが落ち着きを与えています。

木扉の吊り戸棚を備えたバックセットは、ワークトップの奥行きが深いタイプ。コーヒー好きなご夫妻がコーヒーミルやドリッパーを並べ、淹れる時間を楽しんでいます。居心地のいいキッチンはそのまま、奥様のくつろぎ空間になりました。

開放的なリビングダイニングとオープンキッチンの組み合わせは、機能性にとらわれることのない一体設計。どこで過ごしていても家族が互いに気配りすることができ、つながりながら自由に過ごすことができます。

吹き抜けの階段を上がると、バルコニーへと続く大開口から眩しいほどに光がさし込んできます。2階の階段ホールはサンルームになっていて、季節や天気を問わずに洗濯ができます。

住まいの内と外を曖昧につなぐ土間玄関は、縁側のようなコミュニティスペースです。広々としたスペースにはさらにシューズクロークを備え、吹き抜けのスケルトン階段と相まって心地よい開放感に満たされています。

高気密・高断熱の住宅性能はリガードの住まいの特色の一つ。夏でも吹き抜けのシーリングファンを回すだけで、屋内はどこにいても過ごしやすいと感じられるほどで、Mさんご家族も住み始めて実感したそうです。

住まいのテーマでもある堂々としたゲート（＝門）。シンボリックなゲートが境界となり、壁や扉で隔てることなく敷地の内と外を隔て、住まいの開放性とプライバシーを両立させています。

ゲートを潜ると玄関ポーチとガレージを挟んで、シンボルツリーが並ぶグリーンの鮮やかな内庭へとつながっていきます。手前に中間領域があることで、開放感を損なうことなく内庭のプライバシー性を保っています。