せっかくの注文住宅。ありきたりの家にはしたくなくて、最低限の機能性を前提としながらも、デザイン性を重視したいという想いが強かったというIさまご夫妻。
「最初は大手メーカーでも検討していましたが、自分たちのやりたいことをやろうとすると全部オプションになってしまったのです。そこで、改めてネットでデザインが自分たちの好みにぴったりの会社を探し直しました」と言います。
施工事例の数々を見てデザインが気に入ったことに、アトリエ建築家と建てる家というコンセプトも相まって、リガードでの家づくりを決断しました。

「リガードで相談しているときに『全部やるならウチしかないですね』と言ってくれたことが決め台詞でしたね」とIさま。
建築家をはじめ、コーディネーター、担当者たちとディスカッションをしながら、自分たちが住みたい家のイメージを具体的に仕上げていきました。
「驚いたのは、パティオ（内庭）。土地などを考慮すると難しい希望だと思ってあえて伝えてなかったのに、建築家の先生が私たちのやりたいことを汲み取って、当初のプランから設計に組み込んでくれていたんです」と奥さま。

完成した住まいは、隠れ家のような「プライベート・ショールーム」。
訪問する人たちから感嘆の声が上がる、上品で落ち着いた仕上がりにIさまご夫妻も大満足。
中でもシアタールームは、ワクワク感あふれる秘密基地のような隠し部屋。ついつい時間を忘れて過ごしてしまう唯一無二の空間になっています。

暮らしの中心となるLDKは、格調高いヨーロピアンスタイル。
「犬がいるので滑りにくくて汚れにも強く、それでいて空間のテイストを損なわないストーン調タイルのフローリングをコーディネータさんが探してきてくれたのです」と奥さまも感激。
壁掛けTVの背面壁にはアンティークな見栄えが人気のソリドを採用。ライトアップは間接照明にして、ムーディな空間に。フラットにつながるプライベートなパティオはペットの遊び場にもなっています。

キッチン上部は吹き抜けで、2階のサンルームと繋がっています。
吹き抜けとパティオがLDKを挟んで対角にあり、それぞれからやわらかい光が屋内に広がります。
2階のサンルームはカウンターを備えたマルチスペース。家事だけでなく、テレワークや読書にも好適なカフェライクなくつろぎ空間に仕上げられています。

さまざまなアイデアが散りばめられた住まいは、“ショールーム”というタイトルにピッタリ。
家づくりを楽しみながら、リガードでも初めてという資材や施工で試行錯誤を重ねたIさまご夫妻だけのオリジナル住宅が完成しました。