建築事例WORKS
気持ちがアガる、楽しい我が家
- 家族構成
- ご夫婦・お子様三人
- 建築地
- 東京都
- 建物価格
- 2600〜2900万円
- 坪数
- 26〜30坪
中古の建売を買うか、注文住宅で建てるか、しばらくマイホームを検討していたというH様ご夫妻。
長く住むうえで気密性や断熱性にはこだわりたい。
住宅性能を重視しながら、デザインテイストが気に入り、リガードを選びました。
見学したモデルルームの印象も、会社選びのうえでは役に立ったといいます。
マイホームづくりにあたっては、人が集まる家にしたかったというH様。
すっきりと開放的、くつろいで過ごせる空間づくりがテーマに。
広い庭やコンクリートの土間玄関、吹き抜け、ストリップ階段、キッチンの仕様など目一杯の希望を建築家に伝え、暮らしていて楽しい、思い通りの住まいができあがりました。
玄関を開けると、長い土間玄関。存在感のある梁から吊り下がったハンモックがお出迎え。
さっそく暮らしを楽しもうという遊びゴコロが伝わってきます。
土間からLDKへとシームレスにつながり、どこにいても目が届くほど開放的で抜け感のある大空間設計。
フルハイトのサッシを開放すれば、土間がさらに広い庭へとつながり、アウトリビングに。
シンプルでフラット、オープンなシステムキッチンには奥様専用のワークスペースまで続くカップボードを造作。
フロアにはアカシアの無垢材をあしらいました。暮らすほどに愛着がわく、落ち着いた色合いがお気に入り。
土間からつながるウォークスルーのパントリーにウォークインのファミリークローゼット、収納は生活動線上に集約しました。
「あちこちに収納があるとかえって散らかってしまうかと思って。収納場所が少ないからこそ、家族それぞれが自分のものは自分で管理するように。収納がいっぱいになったら、それは要らないもの。捨てるようにしています」と奥様。
「自分たちの好みに合うもの、この家のテイストに馴染むものだけ買うようにして、つい買い過ぎたりすることがないようにしています」と、すっきり美しく住まいを保つ秘訣を教えてくださいました。
「帰宅してからの動線がシンプルで、荷物が散らかりません。玄関からパントリーを挟んでキッチンにつながっているので、買い物から帰ってからの片付けがとても楽。土間玄関は汚れを気にしなくてよいので、使いやすいのもいいですね」
「子どもが汚れて帰ってきたらお風呂へ直行。洗濯、お風呂、ファミリークローゼットが集中しているので、洗濯物が1ヵ所にまとまって散らかることがなくて助かります」
どちらも奥様のコメント。日々の様子から、暮らしやすさが伝わってきます。
また気密性・断熱性は、遮音性の高さが証明しています。
窓やドアを閉めきっていると、中の音が漏れることも外の音が聞こえることもないと実感しているとのこと。
ご近所さんが「建ってからしばらく、住んでるかわからなかった」というくらい。
「冷房は1台で十分。家じゅう快適な温度に保てます。窓を開けても風が抜けるので、熱がこもらないですね」とH様。
おだやかな光と風に包まれた、見るほどに過ごしやすく快適な住まいでの暮らしを楽しんでいます。
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色の深いアカシア無垢材の表情豊かな風合いが目にも鮮やかなナチュラルモダンなテイスト。窓からの光の入り方が空間ごとに独特で、それぞれに印象の異なる雰囲気に包まれています。
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建物正面の外壁はとりわけ部材にこだわって、表情豊かなSOLIDO[ソリド]を使いました。雨に濡れたり、陽に照らされたり、次第に乾いていく過程で、見た目が変わる豊かな風合いが魅力です。
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玄関からウォークスルーのパントリーを通ってキッチンまで真っ直ぐに伸びる家族の生活動線。パントリーはクロークも兼ねているので、お出かけグッズをここに置いて、室内に入るときは手ぶらの状態に。
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高窓から差す光が印象的な明るいキッチン。家族が並んで立ってもぶつかることなく、動きやすいように。カップボードは造作で、普段使いを考えてあえて扉をつけずに取り出しやすく、しまいやすい収納に。奥には奥様の希望で専用のワークスペースをしつらえました。
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光の入り方ひとつで装いが変わる。シックモダンな佇まいのダイニングキッチン。キッチン奥の壁にも落ち着いた配色でアクセントクロスをあしらい、照明にもこだわってスタイリッシュに仕上げました。
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広い土間玄関はハイサッシの引き戸を挟んで庭に面していて、リビング側から抜けるように視界が広がっていきます。外からの光がたっぷりと土間に差し込む一方で、おだやかに陰影がついていて、空間全体に落ち着きとくつろぎが生まれています。
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色彩の爽やかなアクセントクロスの寝室。 広さはそれほど必要ではないので、コンパクトに調節して見晴らしのいいバルコニーをつくりました。
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2階の廊下は正面が大窓なので、サンルームになります。乾いた洗濯物はハンガーのまま手前のファミリークローゼットにしまうだけのシンプルな動線。仕切り壁やドアをできるだけ少なく、家じゅうが一つの大空間のようにつながる一体設計。
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ロールスクリーンを上げ下ろしして大窓からの日差しをコントロール。階段回りが吹き抜けになっているので、エアコンの冷気がホールから階下に下りて広がっていきます。奥のフリースペースは、将来的に仕切り壁を入れて部屋にすることもできます。
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広いコンクリートの土間玄関は叶えたかった仕様の一つ。引き戸を開ければ外から直接出入りでき、庭がそのままアウトドアリビングに。「ハンモックは、子どもたちの手にかかれば、ブランコ代わりになっていますね(笑)」とH様。