
こだわって、心地よく、暮らし、楽しむ
Interview
当初は建売住宅を検討していたものの、なかなか要望に合う家が見つからなかったというAさまご夫妻。「規格が決まっているので仕方がないけれど、長く住むからこそ、ちょっとしたことでも“アレ?”と感じる部分があるのはちょっと…IHや造作など細かいところにも、こだわりが強かったんです」と奥さま。SNSで見つけたリガードのシンプルモダンなデザインが気に入り、三鷹と国分寺のモデルハウスを見学。「こだわるならやっぱり注文住宅しかない」とリガードで家づくりをスタートしました。
広々とした土間玄関は2WAYの回遊動線。広い玄関から洗面台を備えたホールを抜けてオープン階段のリビングへ、もう一方は買い物帰りに土間収納を通ってキッチンへ荷物を運ぶことができます。「リビングで心地よく過ごしたい、他の部屋は寝るだけでいい」と、1階はフラットなワンフロアのLDKに。床材には肌触りのよいアカシアの無垢材をチョイスしました。「無垢材はこの家と一緒に歳をとってゆきます。時間を経ることで思い出と味わいも深まるのがいいですね」とご主人。コミュニケーションがとりやすいリビング階段は2階まで声が通り気配が伝わるので、家族がどこで過ごしていても安心できます。また玄関脇の倉庫をはじめ土間収納、リビング収納や階段下のニッチなど、動線に沿った使いやすい収納計画もしっかりとプランニングされています。一部の壁を切り取ったオープンなリビング階段の下には、かわいいアーチデザインの穴蔵。奥に棚をDIYして今は書庫として利用していますが、そのうち子どものおもちゃ箱に。
リビングに入ると高さ1.8mの大ぶりな大開口の向こうに四季折々ののどかな田園風景が広がり、レースカーテン越しに光が屋内へ広がってゆきます。「窓のカーテンはシングルの方がスタイリッシュだし、静音仕様の電動シャッターが気兼ねなく使えるので、遮光カーテン代わりに使っています。空間を広く使えるように扉をなくしたので、玄関側もロールカーテンにしました」と奥さま。キッチンは使いやすさと掃除のしやすさからIHに。大人でも行き違いできる幅広のキッチンは、吊り戸をなくした圧迫感のないスタイル。背面にはカップボードと並んでスタディ&ワークカウンターを備え付けました。
また洗濯動線を考えて水回りは2階に集中配置して、ベランダは奥行きを広げて干せる量を増やしました。「既製品を使うのがいやだったので、仕上がりにこだわりました」という奥さまの言葉どおり、1階と2階の洗面台はそれぞれにしつらいを整えました。「夕涼みのスペースとして、バルコニーにも電気を付くようにしています。機能的なだけでなく、家族が集う和みの空間として位置付けました」とご主人。2階の廊下にはニッチを活用してCDラックを造作。1階にも写真や季節飾り、キャラクターグッズなどお気に入りを飾れるディスプレイスペースがいくつもあります。リガードでの家づくりの決め手の一つだったという気密・断熱性にも大満足。「自動換気で空気の入れ替わりも早いし、屋内では防寒を一切考えなくてすむほど暖い。この家に住み始めてからはエアコンの使用頻度が極端に減りました」とご主人。快適に、暮らしを楽しむ家の仕上がりにご家族一緒に笑顔で話してくださいました。