子どもが独立し、ご夫婦の終の住処として家づくりを始めたというT様ご夫妻。「誰も教えてくれないマイホームの基本セミナー」に参加し、快適に過ごせる家の性能と、デザイン性の高さを両立できるということから、リガードを選びました。

ご夫妻がこだわったポイントは、ひだまりの中庭、心地よい開放的な吹き抜けなど、屋外の気配を身近に感じることのできるつながりのある大空間です。「建築家の先生が、私たちの希望を的確に汲み取ってくださり、最初のプランからほとんど変更することもなく、家づくりを進めることができました」と奥様。「とはいえ当初の打ち合わせの段階から、とにかく細部までこだわり抜きました」と、お住まいを案内してくださいます。

広さにゆとりを持たせた玄関から足を踏み入れると、そこに広がるのはシンプルで一体感のある、開放的な大空間。リビングの吹き抜けに面して２フロアに渡る大開口からは、時間と共に移ろいながら表情豊かに光が差し込み、フォトジェニックな空間に心が躍ります。

ウッドタイルのデッキで仕上げたテラスは、まさにアウトドアリビング。リビングから掃き出し窓でフラットにつながり、2階部分も大開口で外とつながっています。上下左右に加えて、外に向かって遮るものなく視界が伸びるため、空間の広がりに奥行きが加わり、リビングの広さは倍以上に感じられます。

リビング上部の2階部分には吹き抜けを渡るようにブリッジが伸びています。ゆとりのある空間は、暮らしのシーンやライフスタイル、ライフステージに柔軟にフィットし、暮らし方にさまざまなインスピレーションを与えてくれることでしょう。

また、住まいづくりにこだわり、暮らしを楽しむという視点から、現場を訪れては大工さんたちと会話する中で、自分たちで手入れする余白を残したと言います。実際に、リビングのTVボードや洗面台のタイルなどは奥様が手掛け、仕上げたものだとか。

「思い通りの家が完成しました。インテリアやインドアプランツのディスプレイを楽しんでいますが、モノ選びも、この家のテイストに合うものだけを厳選するようになりましたね」と奥様。これからの暮らし方にワクワクと思いを馳せながら、ご夫婦で毎日を楽しむステージとして新しい住まいを堪能しています。