映像に関わるお仕事柄、機材の保管や編集作業ができる＜アトリエ＞のある住まいを建てたというOさま。
子どもが生まれるのをきっかけに転居を考え、リガードとの出会いがきっかけで家づくりをスタートさせました。

1stインプレッションで惹きつけられるのは、グレージュカラーのスクエアな造形とスタイリッシュな差し掛け屋根を組み合わせた特長的なモダンフォルムの外観。
住まいの顔となる正面の外壁はアンティークな外板「ソリド」の鎧張り仕上げ。
さらに軒天と横壁を天然木で贅沢に囲みました。
玄関周りの目隠しフェンスは特注品を沖縄から取り寄せた花ブロックを積んだオリジナル。
実用性と美観を兼ね備え、外壁とのコントラストも鮮やかです。
リズミカルに枕木が並んだアプローチを彩るシンボルツリーにはオリーブをチョイス。
枕木はポストの支柱にも使われています。「外構はこれからじっくり仕上げていく予定です」とOさま。

玄関を開けるとまず印象的なのは、玄関正面の大階段。
大きな窓が並び、ひだまりの心地いい踊り場の壁にはキャットウォークを造作しました。
広い土間玄関はアトリエとパントリーにつながっていて、キャットドアの付いた扉の向こうには、折り上げ天井のリゾートフルなLDK。窓際の天井にはハンモック用の下地処理がされています。
南国アジアンリゾートのテイストに仕上げたキッチン回りは、沖縄のレストランカフェのようなワクワク感のある空間に。
カウンター内側はモザイクに貼られたデザインタイルが彩ります。暮らしやすい回遊動線でストレスなく動き回れるのも◎
土間玄関からつながるキッチン裏の長いパントリー収納は、食品や日用品のストックをはじめ季節の品々や細々としたものまでたっぷりと格納しておけるので、インテリアやディスプレイにこだわっても生活空間はすっきり。

「コーディネーターさんからもいろんな提案をしてくださって、それを参考にさせてもらいながら採り入れていきました」とOさま。
同時に「家を建てるにあたっては、OB宅訪問がとても参考になりました」と、こだわりの詰まった住まいが完成しました。