LDKでひと際目を引くのが、壁一面に設けられた、造作のブックシェルフ。これはマンガ鑑賞が趣味という、奥様たっての希望で実現しました。「蔵書の約8割が、私の大切なマンガ」と嬉しそうに話す奥様。

土地探しからセットでリガードに依頼されたSさんご夫婦。2人の実家がある八王子市内で、「緑が多く駅近なエリア」という条件で見つけ出した理想的土地。ファサードは極力開口部の数を抑え、スタイリッシュな印象に。一部にあしらった羽目板のデザインがアクセントになっています。

キッチンを背に、リビング・ダイニングを眺めた様子。ブックシェルフに加え、多目的に使える大型収納を設置。「便利な収納で、住まい全体がスッキリと片付く」とSさん。また、リビングの一角には、子育てに便利な畳スペースもあります。ここはカーテンを付けることで、来客時には簡易的なゲストルームとして使うこともできます。

木のぬくもりと、アイアンの製の階段のトーンに合わせて、インテリアをコーディネート。柱や袖壁の一部に、床と同じアカシアの無垢材を貼るなど、細部にわたり質感にこだわられました。

ブックシェルフの前にはライティングレールを設け、お気に入りのステンドグラス製の照明を設置。ハンドクラフトの逸品で、空間を引き立てています。「インテリアを選ぶ楽しさも満喫しています」と奥様。

洗面室を背中に、2階の廊下を見た様子。あえてバルコニーを設けていないため、この廊下に部屋干し用のアイアン製のバーを設置しました。その奥にはWICも設けて、「洗濯→部屋干し→収納」というスムーズな家事動線を実現しました。

LDKと玄関は間仕切りなく繋がっています。廊下を兼ねるスペースに手洗いコーナーを設置。帰宅後にすぐに手を洗える動線が確保されています。