
バーカウンターのリビングに光を落とすライトコート
Interview
「元々家を建てるつもりで土地探しをしていて、あとはタイミングだけでした。自分たちの叶えたいイメージ、テイストにフィットする会社選びが大事だと考えて、住宅展示場を見て回ったり、ネットで会社を探していました。そんな中でも自分たちの家づくりには、リガードがぴったりでした」とTさまご夫妻。家づくりでポイントなったのは、共働きだからこそ家事を分担しやすい設計。コンパクトな動線で負担を少なく、時短を実現。家族構成やライフスタイルを細かく紐解いて導き出した設計で、たとえば家族が並んで使えるダブルボウルの洗面台は、支度が重なる朝晩でも時間を上手に使うことができます。
「家族みんなが揃って過ごす時間を大切にしたいという思いから、居心地のいいLDKを中心にプランニングしてもらいました。休日はリビングのソファに家族が並んで、一緒にアニメ映画を観たりして過ごしています」とTさま。夜に夫婦水入らずでお酒を楽しむというバースタイルのカウンターキッチンは、オープンでコミュニケーションがとりやすいのが特長。「子どもたちがダイニングで絵本を見たり、小上がりでお昼寝をしたり、どんな風に過ごしていても目が届くので安心感があります。ワークトップの広い天板とMieleの食洗器を入れたかったので、キッチンメーカーはひと通り見て回りました」と奥さま。LDKの一角には日だまりのライトコート。建物の距離が近い住宅地でプライベートを守りながら、心地よい光と風を室内へと導いてくれるプライベートテラスです。「吹き抜けの階段回りは、いろんな事例を参考にしながら相談しました」とTさま。リビング階段はシースルーのアイアン製。開放感を損なうことなく、モダンなテイストの空間によく馴染んでいます。
2階の子ども室は将来的に仕切ることができる仕様ながら、子どもが小さい間はプレイルームとして大きく使える大空間設計。邪魔にならないように収納は大型のファミリークローゼットに集約させました。一方で主寝室にも独立してクロークを設けているので、親子それぞれで身支度を整えることができます。玄関にもシューズクロークを備えていて、集中収納で容量を確保しながら空間効率を高めています。
スクエアなフォルムにマットな質感のサイディング外壁を組み合わせたファサードは、玄関周りにあしらった天然木の防火外壁材の質感も相まって洗練された印象を与えます。「家の顔になる部分なので、色や素材にこだわって厳選しました」とTさま。お好みのテイストに仕上がった居心地のいい住まいでは、今日もご家族の笑顔と笑い声が広がっています。