
家族みんなが楽しい家をつくろう
Interview
子育てのしやすい穏やかな環境で木の家に住みたいと考えていたYさまご夫妻。担当営業との出会いをきっかけに、その熱意からリガードでの家づくりを決断しました。希望したのはウッディでナチュラルなスタイル、そして「どこにいても家族のつながりを感じていられる開放感のある家、部屋が仕切られてない一体感のある家にしたい」というものでした。
敷地の南面には、広い庭と大きなウッドデッキ。ウッドデッキに面して並ぶハイサッシや2階の連窓など、日当たりの良い南側に開口部が並んでいるため、住まいそのものが明るく心地よいひだまりのようです。さらに住まいの中央を通る大きな吹き抜けが上下階をつなぎ一体感を生み出しています。リビングダイニングの直上は回廊式のフロアになっているため天井が高く、吹き抜けを光が回ります。
1階の床にはヒノキ、2階の床にはバーチと無垢材を使い分け、天井材には「直線的な木目がお気に入り」というスギを使っています。「当初は床にスギを使いたい考えていたのですが、建築家の先生から床材には向かないよとアドバイスを受け、それでもふだんから目につく場所にほしくて、天井に使ってもらいました。過ごす場所によって違う素材を楽しめる味わいのある空間に仕上げてもらいました」と奥さま。
「モノを出さず、散らかっていない家、棚や置き家具が目につかない家、というのもテーマの一つ。なので、収納も必須条件でした」とご夫妻。アクセスしやすい小屋裏の大収納を2階に。またキャンプ用品や登山グッズ、タイヤなどアウトドアで使うアイテムが多いということで、玄関にも屋内倉庫を備えています。
「日当たりのいい場所で、ごろんと寝転がりたい」という要望には、リビングを囲うような形でベンチカウンターを造作。ウッドデッキとフラットにつながるよう高さを揃えたことで、開放感も居心地のよさもUP。また回廊のホール部分に金具をつけて、ハンモックを吊るせるように。ハンモックに揺られていると、木陰のような安らぎが眠気を誘います。
「『あれもやりたい』『これもやりたい』というのがたくさんあって、設計士の先生も大変だったと思います。見え方にこだわった階段の仕上げは現場の大工さん泣かせでしたが、細かな注文にも柔軟に応えてくれました」とご夫妻で口を揃えます。家族みんなが楽しく暮らせる家づくりに大満足というご様子が印象的でした。