
爽やかに光と風が薫るカリフォルニアスタイル
Interview
『このまま家賃を払い続けるのであればマイホームを買おう』とマンションを見て回っていたとき、ご実家の建て替えから刺激を受けて『やっぱり自分たちも家を建てよう』と方向転換したIさまご夫妻。建築会社選びの決め手になったのは、情報誌を見て“いいな”と感じたデザインと、長く快適に住める高性能。実測値で性能を確認できるリガードの家づくりに興味が湧き『セミナーに申し込んで、モデルハウスツアーもしてもらいました』と、イベントもフル活用しました。『建てるなら大きく、庭付きの家にしよう』と土地探しから依頼。環境面と通勤時間、土地価格の相場などから検討を進めました。
アウトドア派のIさまご夫妻が叶えたかったのは、爽やかなナチュラルテイスト漂うカリフォルニアスタイルに、“おうちキャンプ”の安らぎを感じる住まい。『建築家の先生と話しながら、家づくりできるのがポイントでした。二人の希望を書き出したら、それがキレイな図面に納まって出てきたのには感動でした。インテリアコーディネーターの方もいろいろ提案してくださって、何から何までおんぶにだっこ(笑)。次は何を相談するかリストアップしたり、打ち合わせが楽しみでした』とは、ご夫妻揃っての感想。具体的な要望としては、①おうちでも気軽にアウトドアを楽しめる庭、②キャンプグッズをそのまま置けて、靴をたくさんしまえる土間玄関、③暮らしやすい生活動線、④吹き抜けの明るいリビング&広いキッチン、etc…
1階はくつろぎのあるパブリックスペース。TVボードの背面壁やキッチン回りを中心にふんだんに木材をあしらった居心地のいいナチュラルモダンに仕上がっています。中でもキッチンの下り天井は大工泣かせのこだわりポイント。『現場を見にきたときでも職人さんたちは嫌な顔もせず、気さくに声をかけてくれました。会話をしながら、仕上がりを確かめながら、進めてくれました。本当にお世話になりました』とご夫妻。友人知人が集まったときも『広すぎるね』と笑い合うくらいにゆとりを実感する空間で、キッチン床はモルタル仕上げ、リビングのフローリングは掃除やメンテナンス性を考慮して無垢材ではなく突板に。
外から見るより内に広がりを強く感じるIさまの住まい。ウッドデッキに面した掃き出し窓は開放感いっぱいのワイド&ハイサッシ。『建築家の先生から「いい場所につけられるから大きくする方がオススメ」とサイズの大きな窓を提案してもらいました。タープを張ればご近所の視線を気にせず、カーテンを開け放しにしていても気兼ねなく過ごせます』と奥さま。一方で『家の中と外でハッキリと違いを感じられる気密・断熱性だけでなく防音性も高くて、招待した人は口を揃えて「木のいい匂いに包まれていて静かだね」と言ってくれます』とご主人。
モノが出ていて目に見えるのがイヤだというIさまご夫妻。使いやすい生活収納に加えて階段下やカウンター下のニッチなど収納箇所も多いため、生活スペースはスッキリ。『2階に洗面浴室などの水回りとウォークインクローゼットを集中配置しているので、洗濯→干す→乾かす→しまう、と家事にストレスを感じません。完璧です』と奥さま。洗面回りには上下階でパターンの異なるタイル貼り、トイレの壁クロスにヘリンボーン柄をあしらうなど、アクセントの効いた空間演出も光ります。
『こんなに楽しいならもう1軒建てたいね、そう思えるくらい楽しい家づくりでした。お気に入りの、大好きな家が完成して大満足です』と、ご夫妻並んで話してくださいました。